映画「天使の詩」を見た。

見た日 16.03.19


なんか古い映画だなあーと見てから気づく笑。
１９６６年。

兄弟愛と父親との関係の物語。

父は外交官。普段家にいない。
子供達はメイドさん任せ。
お金持ちで大豪邸に住む。

母は病気で亡くなっている。
兄は知っているが、弟は知らない。
どこかへ出かけてると思っている。
二人はメイドさん達が手を焼くほど
すごく元気でヤンチャなのである。

ある時、兄は弟に母は死んだと言っていないのだが
兄との話の途中で弟は「母は死んだ」とたまたま言ったら
父に聞かれて「なんで言ったんだ？！」と兄を叱る。
言ってないのに。。

そして次第に父と息子（兄）との関係が
悪くなり、徐々にエスカレートしていく。
お互いに嘘をついたり、隠していたりと
信じられなくなっていく。

そして、兄弟で木登りをして遊んでいた時に
兄が木から落ちて、川に流れされていき、重体になる。

医者にたくさん来てもらって、診てもらうが
すでに手遅れ。。

父はようやく家族の大切さに気づくのだった。


感想
父が隠していたテープレコーダーを兄が
見つけ、母の肉声が録音されていた。
こっそりと聞いていたが、その時、
うっかり誤って消してしまったシーンが
印象的であった。

親は案外、子供の事を信じてなかったり
するものだ。子供のことをどれだけ信じる
ことができるかが大きな課題である。

子供は成長の過程で次第に言葉が
しゃべれるようになってくるが、
それが本当に自分がわかって
話しているのかが親にはわからない。

わかって話しているかどうかの時期が
わかりづらいからだろうか、

親は子供が本当にそう思っているのか
疑ってしまうのである。

子供も何かを隠そうとする時は
嘘をついてしまいがちである。

そんなことからお互いにすれ違って
しまうのだろうなあと思った。

僕も気をつけよう汗。